火ノ丸相撲

雑記

【単行本売上アップ祈願】火ノ丸相撲は面白い?面白くない?

投稿日:

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この火ノ丸相撲は、

間違いなく歴史に名を残す名作!

 

まだ未完ではありますが、

私の3X年間のマンガ読者人生で、

バトルマンガ10傑に入る

こう言っても過言ではない面白さ。

特に13巻から始まる、

インターハイ6連覇の絶対王者、

鳥取白楼高校との決戦は、

毎週、胸を熱くさせ、

涙が止まらなくなりました。

この熱さ、面白さは、

黄金期のジャンプマンガを彷彿とさせます!

 

そんな火ノ丸相撲ですが…

 

売上数が芳しくない!

 

内容と売り上げが全く釣り合わない!

どうも、毎巻2~3万部くらいの売上数の模様…

おそらく、累計売上数では、

磯部磯兵衛物語に負けてるかもしれない…

(磯兵衛物語も面白いし、

コミックスも持っていますけどね)

 

「義を見てせざるは勇無きなり」

 

一ファンとして、

広報活動をなすべき事だと知りながら、

それをしなくては、勇気がない事と同じである!

 

たった一人でも良い!

この大傑作マンガ、火ノ丸相撲の面白さを、

ほんの一端だけでも、この記事でお伝えできれば、

この上ない喜びです。

 

熱いマンガ好きな方なら!

格闘マンガ好きな方なら!

って言うか、少年マンガ好きな方全員に!

心から読んで欲しいと願っております。

 

それでは、どうぞ!

 

ネタバレについて
出来うる限り、
直接的なネタバレは無いように努めます。
しかし、必要最低限の情報と、
各巻のあらすじもありますので、
この点、ご容赦頂ければ幸いです。

 

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■火ノ丸相撲はどんなマンガ?

本作品に、この様なセリフがあります。

このセリフが、本作を端的に表しています。

 

決着は僅か数秒…数十秒…

その数十秒のために…

青春全てを費やした!

力士とは、刹那を生きる者!

 

本作は、相撲という短期決戦の格闘技が主題。

そして、その舞台は高校相撲。

3年間という限られた時間しかありません。

この貴重な高校生活・青春を、

たった数秒、数十秒のために費やし、

それが報われるとは限らない。

一瞬で終わってしまうかもしれない。

 

この、とてもシビアで実力主義の世界を、

本作の主人公、潮 火ノ丸は、

体格に恵まれない小柄ながらも、

体重制限のない、

無差別である相撲という競技で、

高校相撲の頂点を目指し戦い、

そして、大相撲の横綱を目指す物語となります。

 

■主人公、潮 火ノ丸が魅力的

本作の主人公である火ノ丸は、

小学生時代は2冠を達成し、

”国宝”「鬼丸国綱」の二つ名で呼ばれるほど、

将来を嘱望された選手でした。

 

しかし、中学生から身長の成長が止まり、

残酷にも、その将来に陰りが…

体重制限がない相撲は、

いわば無差別である競技のため、

この対格差は、まさに絶望的なまでの欠点。

小学生時代の様な輝かしい実績どころか、

中学時代は負けを重ねていき、

”国宝”「鬼丸国綱」の名は風化し、

中学相撲界から消えました。

 

しかし、火ノ丸は諦めておらず、

3年先を見据えて稽古を積み続けていました。

その小柄な体格ー

小柄というには、

プロ入り資格に10㎝以上も満たない程の体格

にも関わらず、

真向勝負の横綱相撲で、

勝利を、横綱を目指します。

 

こう、文章に書いて読んでみれば、

どの時代でもよくある、

主人公が超逆境に立たされた

スポーツ・格闘マンガなのですが、

相撲という一瞬で勝負が決まる、

対格差が致命的な無差別競技という性質上、

火ノ丸の勝てない絶望感が一層、際立ちます。

そして、血の滲む努力・稽古を重ねて、

一流相手には勝てても、

超一流には決して勝てない。

結局は体格の壁に何度も立ち戻っては当たり、

その度に絶望します。

 

作中にある言葉ー

「負けてどうするか、それが生き方だ」

火ノ丸は負けても、絶望しても、

何度も立ち上がり、

壁を乗り越えようと稽古します。

この火ノ丸の生き方が、周りの人物に響き、

彼を助け、成長を促します。

そして、それは読者である私にも響き、

本作を魅力に溢れたものにしています。

 

味方・敵キャラクターも、負けじと魅力的

ハッキリ言って、ダチ高、石校の2高と、

絶対王者の鳥取白楼高校のキャラは、

みんな魅力に溢れている!

 

その中でも、私が一番好きなキャラは

元レスリング国体優勝者の國崎↓

火ノ丸相撲12

この國崎は、弱者の代表格であると、

中学横綱の覇者、

”国宝”「三日月宗近」の沙田との交流で、

三者の魅力を掘り下げています。

 

その蛍にしても、

体格に恵まれないながらも勝ちを目指す姿は、

火ノ丸の選んだ横綱相撲とは別の、

火ノ丸の様な天才とは違う

凡人の蛍が目指す、

小柄の選手が別の道として、描かれています。

 

そして、鳥取白楼高校の

”国宝”「童子切安綱」の天王寺は、

「もし、火ノ丸が体格に恵まれていたなら?」

という、別の可能性を提示した存在。

 

この様な、ある人物同士の対比や葛藤、

ライバル心や克己心を巧みに、

そして丁寧に描いているので、

誰かひとり、ではなく、

みんな好きになっていきました。

 

こういう気持ちになれたマンガは何だろうなぁ?

と、思い返してみると、

それこそ、子供のころにみた、

キン肉マン」の様なジャンプ黄金期のマンガや、

マンガではなくアニメですが、

Gガンダムの様な、確かな熱を持った作品が浮かびました。

 

この様な思いは人それぞれだと思いますが、

この作品のキャラクターは確かな熱があり、

魅力に溢れたものである事は、疑いようがありません。

 

■キャラクターの掘り下げが上手い

バトルマンガにありがちな構成で、

強いキャラを倒す

→さらに強いキャラを倒す

→もっと強いキャラを倒す

と言う展開ありますよね?

 

本作でも同じ流れはありますが、

かつて戦ったライバルも、

強くなって帰ってくるので、

戦った後はチョイ役、

もしくは解説役で終わり!

と言う様な使い捨て感は、

ごくごく薄いものとなっております。

 

最初に戦うこととなる石高の面々にしても、

こう描かれています。

はじめは石校にとって、

歯牙にもかけない相手だったダチ高。

そのダチ校が成長するのと同時に、

石校も成長し、全国への最大の壁となって再戦。

その後も、良きライバルとして描かれています。

 

また、ある人物は、

国宝へ引け目を抱き、超えられない壁

として、認識しています。

一方、別の人物にとって、

国宝は自身が超えるべく壁として、

確に対峙していきます。

この姿を、たった一度だけではなく、

何度も目の当たりにさせ、

壁を感じていた人物も殻を破り、

あらたに超える決意をする場面があります。

 

こういった対戦高校と人物が、

互いに切磋琢磨する姿を瑞々しく描かれているので、

作者は登場人物を大事にしているなぁ

と強く感じます。

 

■強さを「刀剣」で表現した事が秀逸

本作では、将来有望な学生力士には、

「国宝級の刀剣」の名を借りた二つ名を持っています。

刀の名前は、数ある日本刀の中でも

特に名刀と呼ばれる「天下五剣」

この「天下五剣」の名を関した人物は本作でも

「未来の日本人横綱」と期待され、

他の選手とは別格扱い。

 

一方、このモチーフになった刀の、

国宝、

重要文化財、

御物

この3種の区分けにより、

各登場人物の成り立ちや作品中の扱いに

影響を受けている事も面白い点です。

 

たとえば、主人公である火ノ丸の二つ名

「鬼丸国綱」「天下五剣」です。

しかし、この刀は「御物」で皇室の所蔵品。

その為、一般公開の機会は稀。

火ノ丸の他の国宝とは違う、

異質な存在とリンクしている感があります。

 

また、「天下五剣」の中でも、

最も美しいとも評される「三日月宗近」沙田は、

容姿端麗で才気に満ち、

回しを取らせない優美な相撲。

 

一方、「天下五剣」の中で唯一、

重要文化財である「数珠丸恒次」野地の扱いは…

 

「童子切安綱」「大包平」は、

「日本刀の東西の両横綱」の並び称されるため、

この二つ名を持つ天王寺加納は、

同じ鳥取白楼高校。

 

そして、別格扱いの「天下五剣」

この5人よりも更に強く、

横綱の息子という血統まで保持している久世は、

三種の神器である「草薙剣」

まさしく、格が違うものとなっております。

 

私は日本刀に全く詳しくない素人ですが、

ちょっと調べるだけでこの様な情報と、

各力士の特徴や背景が合致していると分かるもの。

作者の川田さんは、

「読者に伝わりやすく、

刀と人物の関係性が

紐解けやすいものを意識している」

と、感じます。

 

そして、一般選手と国宝は別格とし、

登場人物にも、

国宝に勝てるのは国宝だけ

と言う旨の認識をさせており、

国宝に勝つ一般選手はいない

と読者に意識させてからの、あのキャラが…

 

ネタバレは避けますが、

こういう流れは、本当に秀逸です。

 

この記事を作成の際、

登場人物の二つ名に使用された刀を

ウィキペディアで調べ、

メモとしてまとめたものを、

以下に記載しました。

宜しければ、ご参考下さい。

 

「天下五剣」

「鬼丸国綱」 潮 火ノ丸

指定:御物

(皇室の所蔵品で、文化財指定を受けていない。)

作:鎌倉時代初期の刀工、国綱

所蔵:宮内庁

 

「三日月宗近」 沙田 美月

指定:国宝指定

作:平安時代の刀工、三条宗近

所蔵:東京国立博物館

 

「天下五剣」の中でも最も美しいとも評される。

 

「童子切安綱」 天王寺 獅童

指定:国宝指定

作:平安時代の刀工・安綱

所蔵:東京国立博物館

 

「大包平」と並び称されて

「日本刀の東西の両横綱」と名高い

 

「大典太光世」 日景 典馬

指定:国宝指定

作:平安時代の刀工・光世

所蔵:前田育徳会

 

「数珠丸恒次」 野地 数興

指定:重要文化財指定

作:平安末期から鎌倉前期の刀工・恒次

所蔵:本興寺

 

その他の二つ名

「草薙剣」 久世 草介

三種の神器。

天皇の持つ武力の象徴とされる。

熱田神宮の神体。

 

「大包平」 加納 彰平

指定:国宝指定

作:平安時代の刀工・包平

所蔵:東京国立博物館

 

「童子切安綱」と並び称されて

「日本刀の東西の両横綱」と名高い

 

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■物語の構成が上手い

火ノ丸は前述の様に、体格に恵まれないため、

何度も壁にブチ当たり、努力に努力を重ねます。

 

そのため、強敵→修行→強敵→修行

こういった構図になるのですが、

展開が早く、飽きさせず、

中だるみを感じさせません。

 

また、相撲マンガの都合上、試合の決着が早く、

5対5の団体戦でもテンポが良く、

決着まで長い、と言う事は皆無です。

強豪校との試合でも、

おおよそ2巻ほどで収まります。

 

加えて、団体戦の都合上、

「この高校との対決は、

誰と誰が勝つ展開かな?」

と、邪推しながら見てしまうものですが、

毎試合、熱いドラマがあるので、

誰が勝っても負けても胸を熱くする、

納得の出来る展開となっております。

 

さらに言えば、

 

セリフと展開の繋ぎも上手い!

 

直接的なネタバレは避けますが、

○○が○○に対して、

「自分たち二人は決して負けてはならない」

と言い、その○○も、

「未熟な相撲部のために、

自分はまだまだ負けてはいられない」

と、言います。

そして、○○にも劣勢な試合が訪れるのですが、

それは同時に、相撲部が、もう未熟ではなく、

立派に成熟した事を意味します。

 

こういった序盤にあったセリフが、

後半の展開に紐付いていて、

言わば、

読者とのお約束をキッチリ果たしています。

 

これもあからさまではなく、

サラっと感じさせる程度。

あらためて読み返すことで、

このセリフがこの展開に繋がっている

と、感じさせる構成は、

初連載の作家のそれとは思えません。

もしくは、有能な編集者が付いているのか…

 

どちらにせよ、熱さや勢いだけでは決してなく、

作品の終わりに向かって逆算し、

丁寧に描かれていると感じるものですので、

とても好感が持てます。

 

それでは、以下に各巻のあらすじと、

僭越ながら、私の感想を記載していきます。

直接的な結果のネタバレと、

記載の巻より先のネタバレは無い様に努めます。

 

より深く作品を知りたい方は、

是非とも、コミックスを手に取って、

じっくりご覧になってください!

きっと、皆様の大事な作品になると思います!

 

まとめ買いのおすすめパターン
2017年6月1日時点で既刊14巻まとめ買いは、
コミックス版で合計6,048円
Kindle版で5,600円既刊14巻まとめ買いではない場合は、以下の区切りで購入をおすすめします。ご参考くださいませ。■4巻までコミックス版で合計1728円

Kindle版で1,600円

 

■9巻まで

コミックス版で合計3,888円

Kindle版で3,600円

 

■12巻まで

コミックス版で合計5,184円

Kindle版で4,800円

 

 

■各巻のあらすじと感想

1巻のあらすじと感想

 

この物語は、主人公である潮 火ノ丸

大太刀高校(以降ダチ高)に入学し、

ダチ高相撲部ただ一人の部員である小関 信也

そして相撲道場を不当に占拠している

不良グループのリーダー五條 佑真

 

この3人が相撲部を巡り、

出会うことから始まります。

 

そして、火ノ丸と五條が出稽古先を間違え、

今後、県内最大のライバルとなる石神高校で、

”国宝”である天才沙田 美月と、

”準国宝”クラスの石神高校相撲部主将金盛 剛

この二人に出会うことになるのですが…

 

この上で紹介した、ダチ高3人石神高校の2人

計5人が、とても魅力的!

この先の展開で重要キャラになる5人を

1巻から描いているので、

否が応でも、愛着が湧きます。

 

また、相撲部を苦しめた不良グループのリーダー、

五條 佑真が更生し、味方になる展開は、

よくあるベタなものではありますが、

五條の本当の気質である、

真面目で思慮深い事が起因し、

この1巻で謝罪して終わり!

ではなく、

自身が行った行動が根深く五條を悩ませ、

やがて、自身と相撲部の成長に繋がります。

 

導入となる1巻としては、

火ノ丸が超えるべき高い壁と、

血のにじむ様な努力、

各キャラの性格や魅力の一端を描き、

そして、今後の因縁を散りばめているので、

最高のスタートを切っていると思います。

この1巻だけでも、面白さが十分に伝わる

こう断言しても良いくらいの出来です!

 

2巻のあらすじと感想

 

2巻では、大会でダチ高と石神高校の激突と、

火ノ丸と沙田の

”国宝”同士による因縁と対決が描かれます。

 

そして、もう一人の”国宝”

関東NO.1の栄華大付属高校の1年、

久世 草介との出会い

この久世は最後の日本人横綱大和国の息子で、

横綱の正統後継者。

才能と体格に恵まれ、血統も申し分なし。

近年のジャンプでよくある、

天才×血統の主人公然とした存在

この存在に、体格に恵まれなかった火ノ丸が、

努力と挫折を重ね、そして挑む。

この構図は、

ジャンプ主人公へのアンチテーゼの様です。

 

大会後、レスリング国体優勝者の國崎 千比路、

スポーツ経験のない、ひ弱で小柄な三ツ橋 蛍

この二人のダチ高相撲部入部まで描かれます。

 

この格闘技の天才國崎と、

体格も才能にも恵まれない蛍。

この二人の関係性も、本作では重要。

この関係性は3巻以降で丁寧に描かれ、

それは14巻で結実する事になります。

 

私が本作で一番感動した熱い展開の布石が、

この2巻から描かれていた事に脱帽です。

 

3巻のあらすじと感想

廃部の危機を乗り越え、

部員が5人になったダチ高相撲部。

関東新人大会(個人戦)では、

小関以外の4人が出場します。

 

この新人大会では、”国宝”久世と

久世と同じ高校である、

中学生相撲の軽量級王者狩谷 俊も出場。

 

体格に恵まれない火ノ丸と狩谷

この二人が激突することになるのですが、

対格差の壁に、真正面から挑む火ノ丸と、

それを勝利のために捨てた狩谷の真剣勝負が、

それまで殻にこもっていた久世を、

目覚めさせることとなります。

 

この久世の初戦は、レスリング王者の天才國崎…

 

関東新人大会は、この3巻では終わらず、

4巻に続きます。

もし、コミック購入するなら、

3・4巻はセットで!

展開が気になって仕方ないですから。

 

4巻のあらすじと感想

久世と五條の対決から幕を開ける4巻では、

五條が負けて当然の戦いに対し、

己を奮わせ、立ち向かいます。

 

これは、1巻で火ノ丸に言われた言葉

「勝てそうな奴としか勝負しない口かい?」

この言葉に対する、五條の成長であり、

また今後の飛躍の糧となる試合でした。

 

そして、ついに火ノ丸と久世の対決へ…

 

この関東新人大会後、火ノ丸が相撲への想いと

そして体格への壁に再びぶつかり、

懊悩することとなりますが、

そこに現れたのは…

かつての親友でありライバルの辻 桐仁。

桐仁は傷心の火ノ丸に、こう告げます。

 

「馬鹿なままでも勝てる方法、

教えてやろうってのによ、火ノ丸」

 

5巻のあらすじと感想

桐仁はダチ高相撲部の不足を埋めるべく、

指導者として、ダチ高相撲部に入部します。

その足りないものを伝えるべく、

桐仁は自身が指導する中学生と戦わせ、

勝ってみせると言い放ちます。

 

その結果、ダチ高相撲部にその弱点と、

伸びしろがあることを提示してみせ、

力士としては不完全でも、

研ぎ澄まされた一芸を持った異能力士を目指す、

と、説きます。

 

桐仁は監督としての能力だけではなく、

一力士としても、火ノ丸に土をつけるほどの能力

を持っています。

しかし、桐仁の体は…

 

そして、火ノ丸にとってかけがえのない

体験と出会いが待っている、

柴木山部屋への体験入門。

 

この5巻は、ダチ高相撲部が

大きく羽化するための修行を描いたものです。

そして、桐仁自身の背景と、

各々への特訓エピソード以外にも、

蛍の反骨心五條の後悔など、

各キャラを掘り下げる話もあります。

次巻の6巻以降、

ダチ高相撲部の快進撃が始まります!

 

6巻のあらすじと感想

ダチ高相撲部が精進する最中、

同じ県内の石神高校も戦力を蓄えつつあります。

秘密兵器と呼ばれる荒木 源之助は、

中学時代に柔道で日本一になり、

國崎と同じく相撲を経て、

総合格闘技で頂点を目指す男。

 

國崎と荒木の因縁が生じる一方、

”国宝”沙田 美月は、

全国大会で高校最強の”国宝”天王寺に完敗し、

火ノ丸の様に、相撲部屋で修行を重ねている。

沙田が敗北をバネに、

さらに強くなって帰ってくる予感を、

火ノ丸は抱きます。

 

そして1か月後…

インターハイ千葉県予選が開幕!!

 

団体戦では、ダチ高相撲部の

成長著しい姿を見る事となりますが、

それと同じくして、

石高も歴代最強の陣容を整えました。

中でも、沙田が敗北を糧に才能に目覚め、

怪物と呼ばれるほどの変貌を遂げます。

 

ダチ高VS石高、最後の決戦が、

次巻の7巻から、いよいよ描かれます!

 

7巻のあらすじと感想

いよいよ決戦の幕が切って落とされた

ダチ高と石高による決勝戦。

7巻での取り組みは…

 

蛍  VS 間宮

國崎 VS 荒木

五條 VS 金盛

小関 VS 真田

 

火ノ丸と沙田の”国宝決戦”の前に、

各々の因縁や、意地と信念がぶつかり合い、

珠玉のバトルが繰り広げられます。

この4組の取り組みがあってこそ、

次巻の決戦が活きて来ます。

 

7巻と8巻は続きものなので、セットで購入してください!
(出来ることなら9巻まで推奨!)

そうでないと、気になって後悔することになります!

 

8巻のあらすじと感想

「若いから、この瞬間が彼らの全て。

全てを懸けた殺し合いなのよ」

 

この言葉通り、火ノ丸と沙田による、

”国宝”の名に恥じない死闘が繰り広げられる中

勝利を、横綱を渇望する沙田は、

相手の泣き所を本能的に察知し、

攻める事が出来る勝者の才能、

あらたな境地、修羅の相に開眼。

 

火ノ丸は、沙田の力士としての才能に、

生まれた時から横綱になる宿命に、

自身との違いに絶望しますが…

 

この8巻では、本作のタイトル

”火ノ丸相撲”

この意味が明かされることとなります!

 

そして、団体戦が終わり、

次なる舞台は、最高の仲間たちが、

最大の敵になる個人戦へ。

火ノ丸対國崎の大一番が実現します!

 

加えて、巻末には、

「黒子のバスケ」とのコラボマンガも収録。

火ノ丸の新たな必殺技が、

キセキの世代に炸裂する…!?

 

9巻のあらすじと感想

「自分より辛い境遇で相撲を取っている奴なんて

いないとさえ思っていた。

あの手作りの土俵を見るまでは…」

 

火ノ丸の”同士”であり、

”ライバル”である小関との決戦。

そして…

 

インターハイに向けて、

わだかまりや不安などを抱える相撲部に、

念願のマネージャー加入!

歓迎会&祝勝会!

Mr.スタミナ次郎の奸計に、

ダチ高相撲部が挑む!?

 

インターハイ千葉県予選編が完結し、

コミカルな幕間も挟んだ、

バラエティに富む9巻です。

 

10巻のあらすじと感想

インターハイを前に、

柴木山親方の計らいで、

現役大関と稽古ができる事になった火ノ丸。

舞台は開催場所の名古屋へ。

そこでは期せずして、

”国宝”「大典太光世」の日景 典馬と

火ノ丸の野良試合が実現。

 

そして、関取との稽古では、

謎の人物との出会いと指導が待っていた。

その指導方法はー

30分以内に100円で人数分の食事を用意する事

 

火ノ丸は、果たしてこの難題に

正解を導き出すことが出来るのか?

そして、火ノ丸の必殺技、

「百千夜叉墜」は進化を遂げるのか!?

 

11巻のあらすじと感想

全国大会を前に、精進に励むダチ高相撲部。

柴木山親方に稽古をつけてもらっている蛍は、

親方に一つのお願いをします。

 

「20秒しか戦えない桐仁に、

力士として稽古をつけて欲しい」と。

 

そして、國崎は強くなるための回答として、

”国宝”「三日月宗近」の沙田 美月

稽古を願います。

 

一方、インターハイ6連覇の鳥取白楼高校では

現役横綱と稽古を付けた、との報道が。

そして、その横綱が一目を置く、

”国宝”「童子切安綱」の天王寺 獅童が、

全高校生力士に向けた宣戦布告をする…

 

いよいよ、インターハイが開幕。

プロの身長制限に10㎝以上足りない火ノ丸が

プロになれる唯一の道は、

この大会個人戦に優勝し、

プロを除いた全力士の頂点を決める

全日本選手権で実績を残す事。

 

そして、全日本選手権前年度優勝者は、

”国宝”「童子切安綱」の天王寺…

 

この個人戦、初日。

決勝トーナメント1回戦はー

”国宝”「鬼丸国綱」火ノ丸

”国宝”「童子切安綱」天王寺

 

12巻のあらすじと感想

初日の個人戦が終了し、

いよいよ団体予選一回戦が開始。

左腕を痛めた火ノ丸を欠いた

ダチ高の一回戦の相手は、

”国宝”「大典太光世」の日景を要する、

昨年全国3位の金沢北高校。

ダチ高敗退が囁かれる中、勝利宣言をする小関。

心を燃やし、気迫みなぎるダチ高相撲部は

下馬評を覆せるか?

 

そしてー

”国宝”「大典太光世」の日景と相対するは、

自ら対戦を志願した國崎。

 

「”国宝”は特別で、自分たちでは勝てない」

 

こう国宝との壁を作るのではなく、

何も恐れず、全力で駆け抜ける國崎を、

火ノ丸と沙田はこう評するー

 

「國崎 千比路は天才」と。

 

 

私が一番心震えたのは14巻ですが、

時点はこの12巻。

國崎と日景の大一番は、

本作でもベストバウトと呼べる取り組みでしょう。

この12巻は、

火ノ丸相撲を読んでて良かった

と、心から思えました。

是非とも、皆さまには

この12巻まで辿り着いて欲しいと、切に願います。

 

13巻のあらすじと感想

火ノ丸を欠きながらも、

成長著しいダチ高相撲部は快進撃を続けます。

そんな中、未だ未勝利の蛍は、

会場からの好奇、哀れみ、そして、蔑む目を浴びます。

しかし、蛍は心折れずに前を向き、

覚悟を決めて、こう言います。

「僕は全力で行きます。

勝利のために、火ノ丸とは真逆の道を。

たとえそれが、奈落の底へと続く道だとしても」

 

そして、舞台は個人戦準決勝。

”国宝”「童子切安綱」天王寺

”国宝”「草薙剣」久世

 

桐仁は予感します。

この勝負の果てに、

さらなる怪物が生まれる、と。

 

一方、ダチ校も翌日に控えた

鳥取白楼高校との団体戦決戦に向け、

石校と合同稽古をおこなう。

 

火ノ丸は、天王寺に負けた事により、

自身ですら自覚していなかった

「強さ」に気付いたといいます。

 

”国宝”「三日月宗近」沙田との1戦で、

火ノ丸はこの「強さ」を、

更なる火ノ丸相撲を見せる事が出来るのかー

 

14巻のあらすじと感想

団体戦、準決勝。

ダチ高 対 鳥取白楼高校。

先鋒は小関 対 榎木。

互いに火ノ丸、天王寺のために

心を競り合う両者の勝敗はー

 

続く二陣、

蛍 対 首藤。

身長23.5㎝、体重133kg差の対決。

変化があると、誰もが確信する中、蛍は

「どんな手を使っても勝てる状況を作る」

覚悟を決めています。

この蛍の覚悟は、どんな相撲を見せるのか!?

 

そして、中堅戦。

國崎の相手は”国宝”「大包平」加納 彰平。

鳥取白楼高校の、

ひいては、高校相撲界のナンバー2の加納。

この勝敗が、団体戦準決勝の分水嶺となるー

 

12巻でも伝えましたが、私が本作で

一番熱くなったのは、この14巻です。

ジャンプ掲載時、毎週、熱くなりすぎて、

涙が止まりませんでした。

何度も読み返しました。

今、この文章を打ちながらも、

グっとこみ上げてくるほどです。

 

7巻で國崎が蛍に言った言葉

「全国では俺に感謝させてみせろよ」

この言葉を、こういう形で結実させた事。

勝利の味を知らない蛍と、

成長し勝利を重ね続ける天才國崎。

この二人の関係性を、

たった14巻で丁寧に作り上げて、

ここまで盛り上げてくれた事。

作者の川田さんには、最敬礼です。

 

最高のエピソードを作っていただいて、

本当にありがとうございました!!

この場を借りて、

お礼をお伝えしたいと思います!

 

皆さまにも、どうか、この14巻まで

読み進めて頂きたく存じます!

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